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Interview with Yumi Katsura | Paris Fashion Week Exclusive

Interview with Yumi Katsura Yumi Katsura's dresses are considered modern masterpieces. Born in Tokyo, Katsura studied the techniques of haute couture in Paris at École de la Chambre Syndicale de La Couture Parisienne. In 1964, Katsura...

Once Again, Hong Kong Takes CENTRESTAGE

Asia’s Premier Fashion Event CENTRESTAGE Concludes On September 9, Fashion brand-promotion and launch platform CENTRESTAGE, held in Hong Kong, concluded four days of fashion showcases, featuring more than 210 fashion brands from 22 countries and...

“ギーク”なアイテムをシックに着こなすには?

ファッションテック: 次は何が起こるのか? by Emy Kane 2016年に発売されたGoogle Glass、あなたは覚えていますか?ちなみに同時期に発売されたApple Watchは3.6億ドルを発売の上半期のみですぐに突破しました。Google Glassはというと・・・テック業界からは"失敗"だったのではないかと言われてしまうほど購入数が少ない結果となってしまいました。さて、Google Glassの失敗とApple Watchの成功、何が違ったのでしょうか。 ここで分かるのは、Geeks(ギーク)な商品というのは、いまだファッション業界では歓迎されていないという点です。テック業界で次々に生み出されている革命的アイテムが、どうしてファッションの領域にうまく浸透されていないのか、という点を考えてみたいと思います。 たとえば、世界的に有名なミュージックアプリ- Apple Music。Beatsを買収し、オーディオ ライフスタイルの領域といえば"Apple"と言われるようなポジションを取り、音楽アイコンであるFKA Twigs, サム スミスやファレルなどを続々と起用しながらカバー範囲を拡大していきました。音楽のスタイル性やカルチャーを残しながらテックを導入する、見事な市場拡大といえるでしょう。また、Apple特有の美しくシンプルなインターフェースで、一般人にも使いやすいアクセサリー的な要素として音楽テックを導入することに成功したのです。 美しいインターフェースがアクセサリー的な要素を生み出したApple Musicという成功例 最近では、ファッション業界においても様々なブランドがテクノロジーを導入するようになってきました。例えば、カールラガーフェルドはChanel SS16 showにおいてモデルがLEDのスニーカーを履いてランウェイを歩くという革新的なキャットウォークを生み出しました。 ロンドンに本拠地を構えるCuteCircuitは2004年からFrancesca RosellaやRyan Genzと共に、スマートテキスタイルとミクロ エレクトリニックを使用したブランドアイテムを制作しています。代表例として、LEDハンドバックやUSBで充電されるドレスなどである。Katy Perryが着用したことで有名になり、テックとファッションを兼ねるすばらしいデザインが有名になりました。 Katy Perryが着用したことで、ファッション領域とテックを結びつけるきっかけとなった "ギーク”なアイテムを、どうシックに着こなすか?是非Fashion Week Onlineのコメント欄で議論していただきたい! ## With love, FWO

ソーシャル ショッピングアプリで話題の”Glance”- ロンチパーティに潜入!

Celebrating The Launch of Glance Glanceという、ファッション業界で新進気鋭として注目されているアプリをご存知でしょうか。ファッション業界に関わる編集者を筆頭に、インフルエンサーやモデルなどが一同に会すソーシャルショッピングアプリとして、今注目を集めています。 アメリカのとあるパーティ会場で開かれたカクテルパーティには、ファッション業界における素敵な出会いを期待するファッショニスタで溢れかえっていました。 Source: Courtesy of Glance Source: Courtesy of Glance Source: Courtesy of Glance (Picture Courtesy of Glance) Glanceが開催するローンチパーティの特徴的な点は、来場者向けのサンキューカードやショッパーバッグからも見る事ができます。白いブロック壁には数多くの商品を展示し、スタンプや衣類、frank&coの貴重アイテムやコーヒースクラブなどなど・・Glanceはアイテム1つ1つの美しさを"そのまま"の形で表現することをミッションとして、アプリという形で開発をしたのだといいます。 (Picture Courtesy of Glance) (Picture Courtesy of Glance) (Picture Courtesy of Glance) Source: Courtesy of Glance 様々なショッピングアプリが世界中にある中で、どうしてGlanceが最も革新的なアプリだと言えるのだろうかと思っている方がいるかもしれません。Glanceは私たちが陥るオンラインショッピングの負を打ち負かそうとしているのです。 例えば、オンラインショッピングをしていると、多くの面倒な状況に陥ることがあります。実物を優に超えた美しさを見せるためのやりすぎな加工技術、360度からアイテムが見えるような仕掛けによって重くなるサイト。ここまでくると、アイテムは本当に写真通りなのだろうかと、心配になって買わなくなる人も多いのではないでしょうか。 (Picture Courtesy of Glance) Glanceはこのオンラインショッピングの不確かな現状を打破したのである。このアプリが象徴する"ソーシャル・オンラインショッピングアプリ"というように、リアルな人を介した気分で買い物が楽しめるのです。 ユーザーは、Glanceを通じて自分が好きなものを共有、1分のビデオを素材として購買活動を行います。買い物をするときに感じること、体験することを1つのプラットフォーム上で行うような感覚を味わえるのです。スタイリングレビューから、メイクアップチュートリアル、製品の購入など・・・数えたらきりがない状況を、1アプリ内で行うことができるというのです。 (Picture Courtesy of...

VR Fashion に期待するもの

最近、多くのハイクオリティと呼ばれるファッションマガジンを読みふけりながら、自分は日々何を着るべきなのかというのを淡々と考えている。現代は自分が好きなタイミングで、様々なルックやデザイナー、スタイルを見ることが可能だ。ただし新しく最先端なもの、それが表現されるランウェイで発表されたものは、何ヶ月も先になってからではないとそのアイテムを入手することは困難だった。そんな中、ゲームチェンジャーとしてvirtual reality fashion shows.が現れたのでここで紹介したい。 これまでのように様々なランウェイのウェブサイトを見て回るのではなく、ランウェイをすべてLIVEで、且つファーストローに座って見ることが可能となるのだ。ただどうやってそのようなことが実現可能になるのだろうか? さまざまなデザイナーが360度VRを使用しファッションショーをくまなくみれるような取り組みを始めてきた。しかもこの360度VRの活用により、非常に大きなヘッドセット等は一切必要じゃなくなるのだ。ヘッドセットをつけてもつけていなくても、360度さまざまなところからファッションショーを楽しむことができる。virtual fashionによりそのような世界が実現可能となっているのだ。 それともう一つ面白い点は、ビューアーはrunwayを様々な角度から、ズームアップなどをして至近距離で見ることも可能となる点が、VRの面白いところだ。ただし、このような高度な技術はNYFWでもあまり導入はされていないようだ。このズームアップ技術により、アクセサリーの装飾や生地の質感等もしっかり見ることができるようになり、よりファッションショーにいる体感を味わうことができるようになるのだ。 ただし、これによりフロントローの要とも言われるアナ・ウィンターやカーダシアンや人気デザイナーとの差異を無くすような取り組みとなるのである。一般人であっても、ファッション好きであっても、平等に好きなファッションショーを見ることができる。これまでにアクセスすることができなかった新たな領域に、多くの人を巻き込んでいくVRファッション。FWOはそんな世界を最先端で仕掛けていきたいと思う。 ##